おだやかな生活 (願望)

思ったことを適当に書いています。

人に言える趣味がない

一人カラオケが好きで月1回以上は行っている。一人で行くカラオケは良い。自分の歌いたい曲を好きなだけ歌うことができる。誰かと一緒に行ったときは選曲に気を使う必要があるが、僕はアニソン以外で歌える曲がないのでそれはしんどい。

カラオケに行くと、プリキュア・プリパラ・アイカツ!など女児アニメの曲を歌いまくる。このことは間違っても会社の人には言わないし言えない。昔からの親しい友人のみが知っている。世間では「25歳の男が女児アニメを見ている」ということが、どういうことで、どのような印象を持たれるかを知っているからだ。

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カラオケの履歴

会社で僕は人から「プライベートが謎な人間」と思われているような気がする。「人からどう見られるか」を気にしすぎていて、好きな物事を人に言わないからだ。僕が好きなものは、アニメ、成人向けの漫画(エロマンガ)、節約、下手な自炊などが挙げられるのだろうけど、人に言えるようなものではない。

「休みの日は何しているの?」と聞かれることが苦手。答えられるものが無い。実際のところ、休日は昼過ぎに起きて、掃除洗濯皿洗い料理して、YouTube見たり本を読んでいたりカラオケ行ったり散歩していると一日が終わる。そういう凡庸な生活について説明しても、話が膨らまないし面白くもならない。もちろん、この質問が日常会話の材料なだけで、まじめに答える必要がないことは知っている。よく聞かれるような質問だから、適当に答えることを用意しておくのが一般的だろう。しかし僕には人に言えるような話題の手札がない。

大学生の頃は、周りは年齢の近い人しかいないし、理系学部でオタクが多かったからか、オタクな趣味を躊躇なく人に言うことができた。「世間の大多数の人間はアニメもゲームもしない」ということは大学を卒業して就職してから気がついて、こういった現象になってしまっている。

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